ビジネスで「革命」を起こそう！

新しい何かを創造することは難しいことじゃない

ビジネスで革命的と言われているものは、ゼロから創造したものではなく、実は組み合わせの新しさによるものがほとんどです。例えば、古本売買の「BOOK・OFF」は、昔からある古本屋のビジネスに、コンビニのノウハウを組み合わせたものです。
また、見せ方を変えることによってヒットした商品もあります。ある二日酔いに効く栄養ドリンクにはビタミンCが入っていたのですが、それを「肌にいい」と女性向けに売り出したところ、大ヒットしました。つまりイノベーション（革命）は、意外と簡単に起こすことができるのかもしれません。

これから求められるリーダー像

ビジネスで革命を起こすためには、周囲の人間を巻き込んで、組織を動かしていくことが大切です。近年では、部下を強引に引っ張っていくリーダーよりも、部下が自ら進んでついていこうと思うリーダーのほうがふさわしいと考えられるようになりました。なぜなら、リーダーの指揮を待って部下が動くような組織では、迅速に時代の変化に対応できないからです。自己犠牲を惜しまずに努力を重ねる、そうして初めてリーダーとして認められるようになるのです。

「マーケティング」で創造力を身につけよう

ビジネスで革命を起こすために必要な能力を育む学問分野のひとつが「マーケティング」です。
マーケティングは、社会学や心理学などを背景に、さまざまな消費パターン、価格設定、宣伝方法などを学び、最少費用で最大効果を出す術を研究します。しかし、それだけではなく、一度失敗した商品でも、見せ方や使用するシーンを変えるだけで、売り上げを伸ばせることを「売る側の視点」から学びます。その結果、「柔軟に物事をとらえ、考えるチカラ」を身につけることもできるでしょう。さらに、グループで課題に取り組むプロジェクト学習「PBL」に参加すれば、組織運営や努力の大切さを知ることもできます。
マーケティングを学ぶことは、新しい「何か」を生み出し、生きた証を残すための創造力を養うことになるのです。

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先生情報 / 大学情報

愛知淑徳大学ビジネス学部ビジネス学科現代ビジネス専攻教授大塚英揮先生

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マーケティング

先生が目指すSDGs

メッセージ

世の中には多くのオトナがいて、多くの仕事があります。しかし高校生が普段接するオトナというと、保護者や学校の先生など狭い範囲に限定されてしまいます。
狭い世界で生活するあなたが「自分がめざす、将来の夢が描けない」のは、実は当たり前のことなのです。
さらに、短期間で価値観が変わる世の中でもある今、あなたができるのは、目の前にあることをしっかりやることです。そして大学で、大人から与えられるものと自分の思いとを組み合わせ、将来の夢を描いてみましょう。慌てなくても、夢を描くのは大学に入ってからでも遅くありません。

先生への質問

先生の学問へのきっかけは？
先輩たちはどんな仕事に携わっているの？

愛知淑徳大学に関心を持ったあなたは

愛知淑徳大学は、9学部13学科13専攻を擁する総合大学です。「違いを共に生きる」の理念のもと、常に新しい時代に対応できる人材の育成をめざし、独自の学びのシステムを展開しています。実社会で生かせる力や資格取得を目標とし、多様な知識と技術を身につける「全学共通教育」と、学部・学科ごとの専門分野を追求する「専門教育」で、高度な専門知識と実践力、豊かな人間性を養います。総合大学のメリットを生かし、学部・学科の枠を超えて学べる教育環境も整備。学生一人ひとりの学ぶ意欲に応えます。