スマホやSNSで音楽を、「聴く」「作る」「シェアする」

スマホやSNSで音楽を、「聴く」「作る」「シェアする」

音楽に関係する仕事の幅は広がっている

音楽に関係する仕事は多岐にわたります。例えば、作曲家、指揮者、ピアノ演奏家、ピアノ指導者、声楽家といったよく知られるものから、舞台制作に関わる仕事、音楽を活用して病気や障がいのある人たちを援助する音楽療法といった分野もあります。また、現代の生活には実にさまざまな音や音楽があふれています。電車の発車メロディー、携帯電話の着信音もそうですし、コンビニの入店音、テレビ番組の節目に使われるジングルなども無意識のうちに聴いている音楽です。いずれも印象に残るよう緻密に計算されていることが特徴で、楽器を使って何かをするミュージッククリエイターという仕事のジャンルも生まれています。

スマホアプリを使って楽曲制作

最近の傾向として顕著なのが、スマホやSNSの普及によって音楽との関わり方が多様化していることです。スマホで音楽を聴くのはもちろん、自分たちの演奏を録音してSNSでシェアし共感を得る人たちが出てきていますし、スマホにダウンロードした音楽制作アプリを使って作曲することも可能になっています。
誰でもどこでも手軽に音楽と触れ合えるようになっているからこそ、劇場やホールに足を運んで生の音楽を聴くという実体験は特別感を増していると言えるでしょう。

音楽を聴いて感動する瞬間は誰でも同じ?

音楽を聴いているときに感動する瞬間があると思います。音楽の種類やジャンルの違いはあっても、聴き手が感動する、「ひっかかる部分」はだいたい同じなのです。それらのひとつとして、和音や調が変わる部分が挙げられます。作り手は和音や調の選び方を工夫し、聴き手がより感情移入しやすく、印象に残る楽曲に仕上げますが、なぜわれわれは和音や調の変化に「引っかかる」のでしょうか? 大学の授業ではそのような理論と実際を学んでいきます。今、流行っている曲に使われている和音は、クラシックの楽曲でも使われています。ポピュラー音楽もクラシック音楽も、理論的な要素にそこまで違いはないのです。

※夢ナビ講義は各講師の見解にもとづく講義内容としてご理解ください。

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先生情報 / 大学情報

昭和音楽大学 短期大学部 音楽科 講師 森 篤史 先生

昭和音楽大学 短期大学部 音楽科 講師 森 篤史 先生

興味が湧いてきたら、この学問がオススメ!

音楽、作曲

メッセージ

「音楽大学で学ぶ」と聞くと特別なことと感じるかもしれませんが、音楽と社会は密接に関わっており、音大での学びが社会を見たり、自分を見つめ直すきっかけになります。楽器演奏や楽曲制作は自分を見つめた結果の自己表現ですし、他人の演奏を聴くことはさまざまな人の思想や考え方を理解することにつながり、協調性が養えます。
スマホやSNS、動画サイトなどによって音楽は「個で聴く時代」になっている今、音楽を生で聴く実体験の価値が上がっています。クラシックホールやライブハウスに足を運び、コンサートを聴いてみてください。

先生への質問

  • 先生の学問へのきっかけは?

昭和音楽大学に関心を持ったあなたは

本学は礼(礼儀)、節(節度)、技(技術・技能)を身につけ、高い品性とコミュニケーション能力をもった音楽家・音楽人を養成します。教育基本法及び学校教育法にしたがい、大学では広く知識を授けるとともに、音楽を中心としたさまざまな領域に関する技能、理論及び応用を深く教授研究し、もって広い視野と高い識見を持つ人材育成を行い、短期大学部では、音楽を中心とした専門の技能、理論を深く教授研究し、実践的能力を備えた教養豊かな人材の育成をもって、いずれも文化の向上と社会の福祉に寄与することを目的としています。