マーケティング×ケースメソッドでリーダー育成

マーケティング×ケースメソッドでリーダー育成

マーケティングの魅力

マーケティングとは、「売れる仕組みづくり」です。顧客は誰か? どんな商品・サービスを、幾らで、どこで(流通経路)で提供するのか? 広告・宣伝をどうするのか?等を検討します。
マーケティングには、世の中の動きを発見する面白さ、市場を開拓するワクワク感、仕事仲間との一体感、経営の根幹を担う重要性、人の生き方にもつながる等々、沢山の魅力があります。
マーケティングを自分のものにする効果的な教育手法が、「ケースメソッド」です。ハーバードビジネススクールが導入した教育手法で、「ケース」を活用した討論型授業です。

ケースメソッドで正解のない問いに挑む

「ケース」には、企業経営者などの主人公が登場します。主人公は、ある特定の意思決定状況に向き合い、どうやって問題を解決すれば良いのか、悩んでいます。授業の参加者(学生)は、「自分がケースの主人公であればどうするのか?」を自分事として考えて、クラスで討議します。ケースを追体験しながら学びます。
例えば、もしあなたが、有名コーヒーチェーンの経営者であれば、コンビニコーヒーに対抗して、価格を下げますか? 上げますか? 現状維持ですか? 正解のない問です。なぜそうするのか? ブランドをどう扱うのか? 本当の競争相手は誰なのか? 議論を交わします。一人ひとりが違うので、全く異なる意見が出てきます。互いに尊重し、認め合い、学び合います。
問題解決力、論理的思考力、コミュニケーション力、リーダーシップも育成できるでしょう。

最新のビジネスも理解

また、「ケースメソッド」に加えて、ビジネスの現場での就業体験やビジネスプランコンテストを通じて体験して学ぶ「フィールドメソッド」を組み合わせることで、学びをさらに充実させることができます。
マーケティングのトピックは尽きません。SNSや動画を活用した効果的プロモーションや、オンラインとオフライン(実店舗)の融合等、直面している課題は多いです。こうした課題に取り組むことで、実社会への理解も深まります。

※夢ナビ講義は各講師の見解にもとづく講義内容としてご理解ください。

※夢ナビ講義の内容に関するお問い合わせには対応しておりません。

先生情報 / 大学情報

名古屋商科大学 商学部 商学科 教授 小野 裕二 先生

名古屋商科大学 商学部 商学科 教授 小野 裕二 先生

興味が湧いてきたら、この学問がオススメ!

商学、マーケティング

先生が目指すSDGs

メッセージ

名古屋商科大学の商学部では、教室で、ケースを追体験しながら議論して学ぶ「ケースメソッド」と、ビジネスの現場で、「企業訪問・就業体験」や「ビジネスプランニング」等を通して体験して学ぶ「フィールドメソッド」を組み合わせた教育を実践しています。
「成功の反対は失敗ではなく、何も挑戦しないこと」です!
座学ではなく、体験を通じてビジネスを学び、今までにないワクワク・ドキドキの挑戦をしていきましょう! 本学のオープンキャンパスでもケースメソッドの体験授業を実施しています。是非お越しください!

先生への質問

  • 先生の学問へのきっかけは?
  • 先輩たちはどんな仕事に携わっているの?

名古屋商科大学に関心を持ったあなたは

中部地区で唯一の国際認証校(AACSB)である本学には、「経営学部」「経済学部」「商学部」「国際学部」「経営管理課程」の5つの学部・課程があり世界標準の経営教育を提供しています。国内でも数少ない、ケースメソッドによる参加者中心型の授業を採用。多様な企業の意思決定を追体験する討論型授業で、社会で求められる実践力やリーダーとしての経験値を高める学修体験ができます。また、多様化する国際社会でも活躍する人材を育成するため、語学レベルや目的に合わせて選択できる多彩な海外留学プログラムも提供しています。