福祉や医療の仕事は知識が豊富なだけでは務まりません。人の心を思いやる実践的な学びを通して人間力を育てる。これが群馬医療福祉大学・短期大学部の特色です。
○1 ボランティア活動
学内では学ぶことのできないことを現場で学ぶために、ボランティア活動が必修科目となっております。優秀な福祉・医療の人材を育成するには学内における机上の研究(知識)、ボランティア活動(精神・心構え)そして専門的実習(技術)というサイクルを通して実現できるものと考えております。様々な社会福祉・医療施設等でボランティア活動をする事によって、学内では学ぶことのできないそれぞれの役割の違い、業務の内容、更に利用されている方々のニーズの把握等を積極的に学んでいきます。
本学では全学生が様々な医療福祉施設へ赴き、活動をおこなっています。福祉・医療に携わる事への心構えを身につけ、学内では体得できない人の心の機徴「人間愛」を身につけます。
○2 環境美化活動
人間が人間らしく生活するということを考えると共に「積極性」や「協調性」を養うため、清掃活動を教育の一環として取り入れています。福祉・医療の職場では利用者及び関係職員とのコミュニケーションが重要視されます。毎日の環境美化活動を通じて、コミュニケーション能力を養ったり、また、他の職員と連携して業務を遂行するための協調性・積極性・リーダー能力を高めていくのです。その他、人間が人間らしく生活する基本的なことを毎日の環境美化活動を通じて考えていくのです。清掃とは物理的に環境を美しくするものですが、一人ひとりの「人間性の美化」という精神的なものこそが最終目標なのです。
○3 礼儀・挨拶
挨拶や礼儀はコミュニケーションの第一歩です。福祉・医療の仕事は対人援助が中心となります。言うまでもなく、機械を相手にすることではなく、尊厳をもった人間そのものに愛情と信頼関係をもって相対するものなのです。挨拶とはその人の心が相手に最初に伝わる行為です。ささやかな挨拶行為は「人間の心」を育てるのです。本学では毎日の生活の中で挨拶、礼儀作法に力を入れ取り組んでいます。
○4 少人数教育
群馬医療福祉大学はいわゆるマンモス大学ではありません。つまり、入学した学生全員が同じ夢や目標に向かって進んでいくことができるのです。だからこそ、他大学とは違うカリキュラムやボランティア活動を必修科目として取り入れることができるのです。
本学では一人ひとりに対してきめ細かな教育・指導を行い、あなたの希望実現に向けて、全面的なバックアップをしていきます。
○5 クラス担任制
学生が有意義に学生生活を送れるように支援するためクラス担任制があります。礼儀挨拶に始まる福祉従事者に相応しい人間性を磨き、講義、演習及び実習とも合わせて総合的に福祉を捉え、実践できる力を養います。また講義以外にも私生活・学生生活・就職での悩み事などクラス担任が親身になって相談に応じてくれ、充実した学生生活が送れるようバックアップしてくれます。少人数教育だからこそできる、きめ細かな指導と信頼できる教職員との出会いがあります。