看護職に必要なのはコミュニケーション能力

看護職に必要なのはコミュニケーション能力

看護全体を支えている看護師、保健師、助産師

看護職というと、患者の世話や医療的な処置をする看護師だけをイメージしがちですが、看護師、保健師、助産師の3職種があり看護全体を支えています。
いずれも大学などで学び国家試験に合格して取得できる資格です。現在、看護師は医療施設内にとどまらずさまざまな場所で看護を実践しています。在宅療養者へは、訪問看護師として看護を提供しています。
保健師は保健所や各市町村に勤務して、地域住民の健康維持・増進のための活動もします。高齢者の介護予防(介護状態になることを予防する)にも力を発揮します。助産師は、病院や助産院などで分娩介助や新生児のケアを行います。

実習で培われるコミュニケーション能力

看護職全体に求められる最も大切な資質は、医療的なことに興味があるのはもとより、人間が好きでコミュニケーション能力が高いことです。
一口にコミュニケーション能力といっても、相手と気軽に言葉を交わすことだけを言うのではありません。ちょっとした仕草からでも相手の思いや変化をくみ取ることができる、相手とのほどよい距離を取ることができる、自分の思いを相手に言葉だけでなく心のふれあいの中で伝えることができることなどをさします。
コミュニケーション能力は机の上の勉強だけでは得ることができません。人とふれあう実習の場で学んでいくことになります。実習は病院、訪問看護ステーション、保健所、特別養護老人ホーム、保育園などで行われます。
高校時代まであまり人との交流を経験してこなかった学生の中には、実習で戸惑う人もいます。しかし、実際に看護職に就き、さまざまな経験をすることでコミュニケーション能力は培われ、同時に自分自身も人間として高めていくことができるのです。

※夢ナビ講義は各講師の見解にもとづく講義内容としてご理解ください。

※夢ナビ講義の内容に関するお問い合わせには対応しておりません。

先生情報 / 大学情報

秋田大学 医学部 保健学科 准教授 長谷部 真木子 先生

秋田大学 医学部 保健学科 准教授 長谷部 真木子 先生

興味が湧いてきたら、この学問がオススメ!

メッセージ

看護職は一生持ち続けることができる資格で、高齢化や医療の進歩発展にともないますます必要となると考えられます。働く現場では苦しいことも少なくありませんが、それ以上にやりがいを実感できる体験を数多くします。その人らしく生きること、健康に生きることを支援できるすばらしい職業です。

秋田大学に関心を持ったあなたは

地球を舞台に活躍する資源スペシャリストを養成する「国際資源学部」、教育分野や地域社会における現場実践力を養う「教育文化学部」、地域医療の核となり人々の健康と福祉に貢献する「医学部」、独創的な発想と技術力を育む「理工学部」の四学部が連携し、地域に根ざし世界に発信する教育・研究拠点をめざしています。
四季の彩り豊かなキャンパスでは、日本全国そして世界各国から集った学生がそれぞれの目標に向かい、勉学や課外活動に打ち込んでいます。