英語で考え、英語で議論を深める、アカデミックな英語力をつける
「読む、書く、聞く、話す」の実践的な英語力
英語を学ぶのに大切なことは「reading」「writing」「listening」「speaking」の総合的な力をつけることです。それによって英語で考え、英語でディスカッションできる実践力が身につきます。大学での専門的な講義を受けるのにじゅうぶんな語学力、そのアカデミックな力を短期間で身につける指導が「EAP」(English for Academic Purposes)です。EAPでは、環境も重要な要素になります。例えばキャンパス内は、生活のすべてが英語で行われることが理想です。日本人の学生同士も例外ではありません。こうした英語環境が、コミュニケーション力を必然的に向上させます。
能動的に取り組むことが英語習得の早道
EAPでは、時事問題を取り上げてプレゼンテーションを行ったり、議論をしたり、学生自らが主体的に取り組む形で行われています。学生たちは、自ら課題を見つけ、必要な資料を集め、調べて考察してまとめ、発表する。この一連の作業は、将来よりハイレベルな専門分野を「英語で学ぶ」ために不可欠な訓練になります。「教えてもらう」という受け身の姿勢を、「自分から積極的に動き働きかける」という姿勢に変えることによって「reading」「writing」「listening」「speaking」の4つの技能も着実に進歩するのです。
国際舞台で活躍するためのベースづくり
語学は、モチベーションをはっきり持って、自分の努力で身につけるという要素も大きい分野です。EAPの指導には「自主言語学習」も含まれています。例えば、外国の映画を字幕なしで見て理解する、雑誌をはじめ洋書を読む、発音練習を繰り返し行うなど、さまざまな学習ができます。文法や単語力など既存の英語学習ももちろん大事ですが、EAPでは、生きた英語を身につけることができ、英語力と専門知識を身につけた国際人をめざす人たちのベースづくりとなるのです。
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