国際コミュニケーションの場で、役立つ英語スキルを高める

国際コミュニケーションの場で、役立つ英語スキルを高める

現場で生かせる英語力とは?

試験やTOEICでよい点数をめざすことは、勉強の入り口にすぎません。ビジネスや教育などの現場では、ある課題に対して、多くの情報から理解を深め、自分の意見をより効果的に伝える力が必要です。同時に、相手の主張も聞きながら、一緒に目的を達成していく力も大切です。つまり「リサーチ」「プレゼンテーション」「コミュニケーション」といったスキルが求められるのです。これらを高めることが、現場で生かせる英語力につながります。勉強の次のステップは、「英語をどう使うか」なのです。

実践的なスキルが身につく「JUEMUN」

大学生を対象とした「JUEMUN(Japan University English Model United Nations:日本大学英語模擬国連)」という取り組みがあります。これは国連のシミュレーションプログラムで、各国から集まった学生が自国の代表となり、世界のさまざまな課題を「英語」で解決していくというものです。「平和」「教育」「災害」といったテーマに対して、情報をリサーチし、ディスカッションを行って、その結果をみんなの前でプレゼンテーションします。これらのすべてを英語で行う体験によって、実践的な英語スキルの向上につながるのです。

高校生から、チャレンジの機会を逃さずに!

さまざまな場面での実体験を通して、「生の英語」に触れ、実際に使うことで、総合的な英語力は養われていきます。高校生のうちから、できることもあります。例えば、校内外で開催されるスピーチコンテストに挑戦するのもひとつの方法です。外国人と一緒に地域活動をしたり、子どもに英語を教えるといったボランティアに参加したり、日頃から英語の新聞や本などを読むようにして、英語に触れる機会を増やしていくことも大切です。ビジネスや教育、国際的なコミュニケーションの場で役立つ英語スキルを高めたいなら、机に向かって勉強しているだけでは足りないのです。

※夢ナビ講義は各講師の見解にもとづく講義内容としてご理解ください。

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先生情報 / 大学情報

阪南大学 国際学部 国際コミュニケーション学科 教授 マーク・ダニエル・シーハン 先生

阪南大学 国際学部 国際コミュニケーション学科 教授 マーク・ダニエル・シーハン 先生

興味が湧いてきたら、この学問がオススメ!

国際コミュニケーション学

メッセージ

教育を受けられるということは、決して当たり前のことではありません。もし、あなたがそういうチャンスに出会ったら、最大限に利用するべきです。大学生活を無駄にせず、大いに学び、素晴らしい人間になってほしいと思います。
かのアリストテレスは「人は物事を繰り返す存在である。したがって、優秀さとは行動によって得られるものではない。習慣になっていなければならないのだ」と言いました。その言葉を忘れなければ、あなたに不可能なことなどありません。

先生への質問

  • 先生の学問へのきっかけは?

阪南大学に関心を持ったあなたは

阪南大学の特徴。それは、ビジネス、観光、国際交流、ファッション、スポーツetc・・・。あらゆる分野において、現場で学ぶ機会が多いことです。大学の外に出て、ココロとカラダを動かしながら学ぶ。業界で活躍するプロを講師として大学に迎え、刺激を受けながら学ぶ。社会に出て、社会と関わりながら、さまざまなチャレンジを繰り返すから、社会に出ることが楽しみになってくる。「就職に強いキャリア教育を実践する大学」です。