スマホ時代で変化する「広告戦略」とは
たくさんの人がスマホを利用する時代
多くの人が、スマートフォンを持つようになり、スマホを使ったサービスもたくさん生まれてきました。音楽はCDではなくインターネットでダウンロードするようになり、商品はアプリを使ってネット通販で何でも買え、フリーマーケットアプリで売ることもできます。実際の店舗での買い物はスマホに表示されたQRコードなどによるキャッシュレス決済が急速に進んでいます。海外では、スマホさえあれば清算せず買い物ができる、レジの無いコンビニやスーパーもできています。
広告もテレビ向けからスマホ向けに変化
スマホの普及にともない、広告の分野もテレビ重視から変化し、スマホを意識したネットCMが増えてきました。テレビ用の横型画面からスマホ用に縦型で制作される動画も見受けられるようになりました。日本のテレビCMは15秒が標準でしたが、大手動画サイトでは、5秒以上CMを視聴すればスキップできる仕組みになっているため、スマホでの視聴を意識した6秒以下の短いタイプがつくられるようになりました。またネットCMの内容も、タレントが自分に直接話しかけているように感じられるものや、1カ月程度の頻度で新しい話に替わるドラマ風のものなど、単純に製品やサービスの内容を伝えるのではなく、ストーリーや撮り方を工夫したものがつくられています。
テレビとネットの融合が成功のカギ
ある清涼飲料水メーカーは、テレビで中高生がダンスをするCMを流し、それを真似したりアレンジしたりするダンス選手権を行いました。自分たちで撮影したダンスの動画をSNSなどにアップする動きもあり、クチコミによって話題になりました。こうした動きが直接商品の購買につながるかは検証する必要がありますが、商品の認知や中高生を応援しているメッセージを送るという意味では大きな役割を果たしたと言えるでしょう。
今後はテレビCMを流すだけではなく、「CM→自社ホームページ→動画共有サイト→SNS(クチコミ)」といったような展開を仕掛けた広告戦略が求められます。
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先生情報 / 大学情報
立正大学 経営学部 経営学科 准教授 畠山 仁友 先生
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