
活躍の舞台を、地域から世界へ! 新学科が2026年度始動
熊本県立大学のスローガン「地域に生き、世界に伸びる」をより一層進めるため、文学部の英語英米文学科は2026年度に「グローバル・スタディーズ学科(仮称)」として新たにスタートします。
新学科では、高度な英語運用能力を磨き、国際社会において多様な価値観や文化の中で他者と協働する力(Global Competence)を養い、より良い社会の実現に貢献できる人材の育成をめざします。
約7割の専門科目が英語のみで実施 高度な英語運用能力を習得する
1年次から4年次まで継続する「English for Global Communication」科目で、英語でのさまざまな活動を行うための基盤を作ります。毎年のTOEIC®受験を通して、英語力の伸びを測定します。より具体的な目標として、1年次550点、2年次650点、3年次690点、そして4年次卒業までに730点のTOEIC®目標スコアを設定し、どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を身に付けます。
また、1年次に必修のオンライン留学プログラム「Summer English Program」(9月)で集中的に英語力を高め、2年次からは本格的に英語で専門科目を学修するカリキュラムを採用します。
さらに、異なる背景をもつ人々の考えや、文化、歴史、社会に関わる世界の諸問題を英語で考え、議論、発信していく能力を身に付けるために、批判的思考、課題発見解決能力を育成する科目(「English for Critical Thinking」, 「Seminar for Global Studies」)などを配置しています

「使える」英語力を養うために英語を使う実践の場を用意
1年次のオンライン留学をはじめ、協定校への短期研修・交換留学などでの学びや、グローバルな視点を持ち、地域課題に柔軟に対応できる能力を養う本学独自の「もやいすとグローバル育成プログラム」での課題解決型研修や、海外インターンシップなどで、英語を使う実践的な活動体験を多く用意しています。また、海外とのさまざまな国際交流活動を実施し、異なる背景を持つ他者との協働により互いの理解を深め、物事を多角的な視点から考えられる能力を育成していきます。