
先輩たちは高2で何をしていた? スケジュール解説
4~6月 新年度版の大学パンフがどんどん発行!複数見比べて進路研究を始めよう!

気になる大学のパンフはすぐに取り寄せておきましょう。 大学パンフでは、学部・学科のカリキュラム、ゼミ・研究室、施設など、学びの特徴がわかりやすく紹介されています。同じ学部名でも、見比べてみると学べる内容が異なることも多いので、複数の大学で見比べてみましょう。
また、オープンキャンパスのピークは夏ですが、3月から4月にかけて、春のオープンキャンパスを開催する大学・短大もあります。気になる大学や学部・学科が開催していたら、参加してみましょう。
7~9月 夏のオープンキャンパスで大学研究をさらに進めよう!
6月中旬頃から8月にかけては、数多くのオープンキャンパスが各大学・短大で開催されます。高3になると夏は受験勉強で忙しくなるので、できるだけ高2のうちに気になる大学のオープンキャンパスに参加しておきましょう。
計画的に1日を過ごすためにも、事前に大学パンフを読んで、当日質問したいこと・確認したいことをまとめておくのがオススメ。在学生との個別相談や、キャンパスツアーはオープンキャンパスならでは。模擬授業や図書館・食堂といった施設の利用など、大学の雰囲気を味わえるプログラムも多いので、参加すればするほど大学研究が進みます。
10~12月 高2の秋までに学びたい学問を決定しよう!
第一志望校に合格した国公立大学志望者の約70%、私立大学志望者の約60%が高2のうちに学びたいことを決めています。受験はスタートダッシュが肝心。そのためにも、大学で学びたい学問についてしっかりと考えることが重要です。
テレメール進学サイトでは、大学で学べる学問分野の解説に加え、「大学での研究例」や「先輩がこの大学で学びたいと思った理由」も掲載しています。
ほかにも、自分の興味・関心ごとから大学教授の研究内容を探すこともできるので、具体的に学びたいテーマまで考えてみましょう。
1~3月 高2のうちに3つの入試方式を知っておこう
大学の入試方式は、「一般選抜」に加えて、年内に始まる「総合型選抜」と「学校推薦型選抜」があります。総合型選抜は学力だけでなく受験生の適性や志望動機を総合的に評価する入試で、主に書類審査や面接、小論文などが課されます。学校推薦型選抜は、大学が指定する高校の生徒を対象とする「指定校制」と、出願基準を満たしていればどの高校の生徒でも出願できる「公募制」があり、いずれも出身高等学校の学校長の推薦書が必要です。
近年は、「総合型選抜」「学校推薦型選抜」で年内に合格を手にする先輩が増えています。早期入試も視野に入れると、受験時期まで1年もありません。高2のうちから受験を意識した勉強を習慣づけるのと同時に、志望校や志望学部、入試についても情報収集し、早めの志望校決定と受験対策をしましょう。
そのために役立つのが大学公式プッシュ通知の登録です。 高2のうちから気になる大学のプッシュ通知を登録しておくと、高3になってから受験に関する大事なお知らせがスマホに直接届いて安心です。

先輩たちは高3で何をしていた? スケジュール解説
4~6月 新年度版パンフで志望校を考えよう

4月・5月は進路ガイダンス・進路希望調査が行われる時期。志望校候補の大学パンフをすべて入手して、どの大学に出願するのかをしっかりと考えよう。具体的な学部名だけでなく、学科やコースで学べる内容まで深く調べておくことが大切です。
6月前後は多くの部活動引退の時期。いよいよ受験勉強へとシフトしていきます。
7・8月 オープンキャンパスと募集要項&願書で受験準備を進めよう!
オープンキャンパスの開催ピーク。受験勉強が忙しくなってきているはずなので、参加は計画的に!事前に大学パンフを読んで、当日質問したいこと・確認したいことを明確にして参加しよう!
また、各選抜の募集要項や願書など、入試関連資料も取り寄せよう。過去問題集が請求できるなら、併せて取り寄せておきましょう。過去問は「早めに」「繰り返し」解くことがポイント。志望校の過去問を取り寄せて、しっかり取り組みましょう。
私立大学で、共通テスト利用選抜の出願を考えている場合は、早めに資料を取り寄せておきましょう。合否判定に利用される教科・科目は、大学・学部や入試方式によってさまざまなので、特にチェックするポイントです。
9~11月 総合型選抜・学校推薦型選抜が始まり、受験期へ!
いよいよ受験本番の時期。
9月からは総合型選抜が、11月からは学校推薦型選抜が始まります。
自分の得意な試験内容を選んで受験でき、早期に入試を経験できる総合型選抜・学校推薦型選抜は、志望校に合格できれば残りの高校生活を大学生活の準備に充てることができます。
また、他大学の併願が可能な場合は、早期入試で合格校を確保することで、後の入試にも余裕をもって臨むことができます。総合型選抜や学校推薦型選抜は、大学・学部や入試方式によって選考方法などが異なるので、情報収集は早めに行いましょう。
12月 一般選抜に向け、三者面談で志望校確定!
12月は、三者面談などで出願校を決める時期。約4万人の受験生のデータを参考にできる「併願校選び」も活用して、出願校を考えておこう。
意外と手間取るのが、併願校を含めた受験スケジュールを立てること。受験を考えている大学・学部・学科の入試方式と日程を一覧で比較して、いつどの試験を受験するかを考えるのがオススメです。
1~3月 大学入学共通テスト、一般選抜。受験もいよいよラストスパート!
大学入学共通テスト後は、志望校の再検討タイミング。
大学入学共通テストの結果が「よかった場合」「予定通りの場合」「悪かった場合」の志望校を考えておこう。急に願書が必要になったときは、出願締切日で検索もできる「急げ!まだ出願に間に合う! 願書・募集要項請求特集」で取り寄せましょう。
気をつけたいのは、各大学の入学手続き締切日。手続き後には、入学を辞退しても納入済の入学金は返還されないことが多いので、出願校については事前に調べておきましょう。
長かった受験期を終えて進学先が決まったら、ぜひ進路選択のために行った活動内容を「テレメール全国一斉進学調査」のアンケートにて教えてください。「テレメール全国一斉進学調査」は、次の受験生の皆さんへのよりよい情報発信のために実施しています。あなたの声を、次の受験生の皆さんのために聞かせてください。
今回のあなたの選択は?
進路研究を進める上での1年間のポイントを紹介しました。一気に進めようとしても大変なのが進路研究。ぜひ今回の記事を参考に、計画的に進めてみてください。