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予約は争奪戦!? 時期は前倒し、分散傾向
オープンキャンパスは、夏休み期間の7~8月に最も多く開催されています。ただ、最近は前倒し傾向も目立っており、春や初夏に行う大学が増えています。
2026年は、3月に青山学院大学や同志社大学、日本大学、立教大学などが開催。6月に、慶應義塾大学や中央大学、横浜国立大学などが実施しました。
春と夏で複数回実施する大学や、内容や学部別で複数の時期に分ける大学が多くなっており、時期の幅は広がっています。一方で、「6月に1回しか実施しない」という大学、学部もあり、注意が必要です。開催時期の分散は、高校生が参加できる機会を増やす目的のほか、夏の猛暑対策という理由があり、秋の文化祭シーズンに行う大学もあります。
時期が分散する分、気を付けたいのが予約です。人気の大学は予約開始当日に枠がほぼ埋まることも珍しくなく、完全予約制で開催する大学もあります。一部の大学では「抽選方式」がとられている場合もあります。申込自体は落ち着いてできますが、高倍率となるケースもあります。
いずれも予約の期間や条件は大学によって異なります。開催日のだいたい1ヵ月~1ヵ月半前に受付を始める傾向が多いようですので、大学公式サイトを小まめにチェックするなど、事前の情報収集が大切です。
プログラムはさまざま 試験対策型や体験型も
内容も多様になっています。各大学は、説明型、体験型、試験対策型、対話型などのさまざまな企画を用意し、1日に複数のプログラムを実施するケースや、日程を分けて行うケースがあります。開催内容を見て、興味のあるプログラムを選択・予約して参加するという流れのため、事前にスケジュールをある程度立てる必要があります。また大学によっては、参加が総合型選抜の出願条件になっている場合があります。
内容は大きく以下の種類に分かれています。
1.学部・学科説明会
学部・学科の特色や授業のカリキュラムを紹介します。4年間で身に付く知識や、授業とゼミで学ぶ内容がイメージできます。就職の状況やサポート体制を紹介する大学も多いです。
2.入試説明会
一般選抜・総合型選抜・学校推薦型選抜といった入試制度の特徴や注意点を説明します。合格のポイントや、総合型選抜などの評価基準になる「アドミッション・ポリシー(求める学生像)」の説明などもあります。
3.入試対策講座
入学試験の出題傾向や対策を教えてくれます。大学が予備校教師を招くこともあり、英語や国語など各試験科目の対策や過去問の分析、総合型選抜・学校推薦型選抜向けの対策が学べます。
4.模擬授業・ミニ講義
大学教員が、高校生にわかりやすい内容で講義し、大学の授業が体験できます。動画をオンライン配信する大学も多くあります。
5.キャンパスツアー
教職員や在学生の案内で、講義棟や図書館、食堂、各種施設などキャンパスを巡ります。実際に目で見てキャンパスライフが想像できる、来場型ならではの人気企画です。
6.研究室・実験施設見学/実習体験
研究室や実験設備を見学します。模擬実習や実験体験ができ、大学院生や研究員から直接話を聞く機会もあり、大学の研究に触れることができます。
7.個別相談会/座談会
相談ブースで教職員や大学生が個別に質問に答えます。学部・学科別の座談会では、トーク形式で大学生活などを紹介し、ネットではわからない生の情報を知ることができます。
このほかにも大学生による企画や保護者向けの説明会などさまざまなプログラムがあります。学食ランチの無料提供やサークルのデモンストレーションを行う大学もあり、キャンパスライフを体感できます。
増えるオンライン開催 遠方でも気軽に参加

来場型と並行して、「Web型(オンライン型)オープンキャンパス」を実施する大学が近年増えています。オンラインでも多くは申し込みが必要です。最近は猛暑対策などのため、夏の開催をオンラインに切り替える動きもあり、2026年は大阪公立大学や東京科学大学の理工学系が夏にオンラインで実施します。
視聴・参加は主に「ライブ型」と「オンデマンド型」に分かれます。ライブ型は、学部説明会や模擬授業、施設見学会、座談会がリアルタイムで配信され、チャットで教員や在学生に質問もできます。オンデマンド型は、学部や入試制度の説明、模擬講義などの動画を特設サイトなどで公開し、対象期間中はいつでも視聴できます。
近年はVRやメタバースを使ったキャンパスツアーを行う大学もあります。360度カメラやCGでキャンパスを再現し、教室や図書館、実習施設などを自由に見て回れます。 オンラインで個別相談会を行う大学もあり、現地に行くのが難しい遠方の大学でも詳細な情報を得られるメリットがあります。来場型とWeb型を両方実施する大学も多く、「この大学は直接行って、この大学はオンラインで……」と、日程と効率を考えて計画を立てるのがオススメです。
参加のポイント・注意点

オープンキャンパスは、高校3年生だけでなく、1・2年生の参加も増えています。受験生約4万人が回答した、2026年度テレメール全国一斉進学調査では、44.4%が「入学する学校への興味が高まった媒介」としてオープンキャンパスを挙げ、Webサイトなどの各媒介の中でトップでした。オープンキャンパスを志望校選びに生かせるよう、よくある質問の中からポイントと注意点を紹介します。
保護者、友達と参加するには?
保護者とオープンキャンパスに行く高校生は多くいます。申込みは、自身と一緒に申込める場合と、自身と保護者それぞれで申込みが必要な場合があります。保護者向けの説明会、個別相談会を実施している大学もあります。大学によってさまざまなので、事前に調べておきましょう。
友達と行く場合は、別々で申し込まないといけない場合が多いので、注意が必要です。
服装、必要な持ち物は?
服装に決まりはなく、私服でも制服でもOKです。キャンパスは広いため、私服は動きやすいカジュアルな服装がオススメです。
冊子や資料が配られる場合があるため、大きめのカバンやメモ帳、筆記用具を持っていくと良いでしょう。
また、当日の見学や説明がより理解しやすくなるため、大学の基本情報は予習しておきましょう。
大学パンフは簡単に入手でき、目を通せば、大学の特徴や雰囲気がつかめます。学部・学科の授業内容やカリキュラム、キャンパス内の施設などがわかりやすくまとまっており、テレメール全国一斉進学調査でも受験生が「入学する学校への興味を深めた媒介」2位でした。パンフを持ってキャンパスを回れば、その大学の特色や学生生活がよりイメージできます。 しっかりと情報収集、準備をして、オープンキャンパスを進路の決定に役立てましょう。
今回のあなたの選択は?
オープンキャンパスは、貴重な機会です。今回の記事を参考に、計画的に参加してみてください。以下で、私たちも「充実した時間」のためにサポートします。