日常の違和感をMy Questionに! デザイン思考を育てる

人間らしさが社会で活躍する武器になる
この数年でAIが急激に発達し、これまで人間が担ってきた煩雑なことを任せられるようになってきた一方で、人間はAIに代替されない「人間らしさ」が重要になってきました。では、人間らしさとは何でしょうか。それは自らの感性を生かすことです。
そこで注目されるのが、与えられた課題の解決ではなく、自ら課題を見いだして解決に取り組む探究学習です。フラットな目で世の中を見て、「問い」を見つけてその価値を探る探究学習は、ユーザーを観察して「本当に解くべき問い」を発見する「デザイン思考」を身につけることにつながります。デザイン思考は社会で活躍する上で、とても役立つ能力です。
My Questionを立てる
探究学習で大事なのは、自分の違和感を大事にして言語化することです。自分ごとにする、つまり「My Question」にしないと、「誰かに言われたから」と受け身で行う調べ学習の域を出ません。まずは日常をしっかり観察し、もし違和感を持つことがあったら「なんでだろう」と考えるのです。この違和感を発端にMy Questionを立てることをくり返すうちに、自分自身で見て聞いて感じたことを大切にできる自己肯定感が育ちます。そして、いろいろな人のMy QuestionをOur Questionに昇華させる力が身についていきます。
デザイン思考を身につけて、しなやかに生きる
まさにこのMy Questionを立てて追究していく行為が、デザイン思考を養います。例えば、顧客の課題をMy Questionにとらえられたら、課題の本質を見極めて解決に導けるでしょう。起業するにしても「起業したいからビジネスにできることを探す」のではなく、「やりたいことがあるから起業する」という事例が増えていくはずです。一人一人がAIに代替されない、感性を生かしたデザイン思考を身につければ、その先で日本発の誰も見たことがないビジネスが生まれるかもしれません。
※夢ナビ講義は各講師の見解にもとづく講義内容としてご理解ください。
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環太平洋大学 経済経営学部 現代経営学科 講師 岡田 健志 先生
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