国公私立大学・短大の資料を取り寄せる

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 名古屋大学は「学術憲章」(2000年制定)で、「名古屋大学は、自由闊達な学風の下、人間と社会と自然に関する研究と教育を通じて、人々の幸福に貢献することを、その使命とする。とりわけ、人間性と科学の調和的発展を目指し、人文科学、社会科学、自然科学をともに視野に入れた高度な研究と教育を実践する」と、その使命を定めています。さらに「学術憲章」では「研究と教育の基本目標」として、「(1)名古屋大学は、創造的な研究活動によって真理を探究し、世界屈指の知的成果を産み出す。(2)名古屋大学は、自発性を重視する教育実践によって、論理的思考力と想像力に富んだ勇気ある知識人を育てる」という基本理念を掲げています。  この「学術憲章」に示される基本理念の下で、名古屋大学は日本における基幹総合大学の一つとして、創造的な教育・研究活動を通じ、豊かな文化の構築と科学・技術の発展に寄与してきました。21世紀に入り6名のノーベル賞受賞者を輩出するなど世界屈指の研究成果を生み出すとともに、既存の権威にとらわれることのない自由闊達な学風の下、多数の進取の気性に富んだリーダー人材を育成してきています。名古屋大学はこれらの人材や知的成果を広く社会に提供するための開かれた大学づくりに努めています。冒頭で述べたように、「勇気ある知識人」を育成する人間像として示しています。  「勇気ある知識人」とは、責任感をもって社会に貢献しようとする高い志とグローバルな視野をそなえ、幅広い教養と高い専門性を身につけ、人々の幸福や持続可能な社会の発展を妨げる諸問題の解決に積極的に寄与できる人材を言います。このような真の勇気と知性をもち、未来を切り拓いていける人が、名古屋大学が育成しようとしている人間像なのです。  この「勇気ある知識人」を支える力となるのが、十分な知識・技能、主体的な創造性、立ち向かう探究心です。こうした優れた資質・能?を持った人を、名古屋大学は、多面的な学術研究活動と自発性を重視する教育実践によって育成しています。 詳細情報を見る

<国内有数の大学病院> 本学のキャンパスは、名古屋市に隣接する豊明市の広大な敷地に大学院・大学、研究施設と大学病院や最新医療施設を有し、教育、研究、医療・福祉の3分野をカバーする「医療を学ぶ理想の環境」を整えています。中でも、併設する藤田医科大学病院は低侵襲医療、移植医療などの最先端医療を実践する、国内最大規模(病床数)の教育病院です。 その他にも、ばんたね病院(名古屋市中川区)、七栗記念病院(三重県津市)、岡崎医療センター(岡崎市)と、それぞれ特色の異なる教育病院があります。 2023年10月に、羽田空港に隣接する複合施設「HANEDA INNOVATION CITY」に、次世代医療・研究の拠点として「藤田医科大学 羽田クリニック」を含む「藤田医科大学東京 先端医療研究センター」を開設しました。「先端医療」「精密健診/検診」「活動長寿」の3つを柱に、大学病院の確かなエビデンスに基づいた健診システムの提供をはじめ、再生医療、がんゲノム医療、不妊治療、先進リハビリテーション等の先端医療を展開します。 その他にも、愛知県2機目のドクターヘリの運航開始、能登半島地震の災害支援活動に従事するなど、大規模災害時の救命医療体制の構築に貢献することをめざしています。 <人を未来にいざなう医療のために 医工学社会共創研究科・医工共創学科 2027年4月始動※> ●学科・研究科 医療の枠を超え新研究分野を創成する新たな学科・研究科を設けます。未来の医療基盤技術の有り様をイメージでき、産業界・経済界と一体となって、人々の社会参画を支える医療技術創造をリードできる人材を育成します。 ●研究・人材育成プログラム 「その人らしい健康エイジングが獲得できる医療技術」を支える学問について産業界と共に考えます。課題解決型学習 PBL(Project-Based Learning)や企業持ち込み型実務型教員事例研究講義によって、社会とともに未来医療を共創する人材を育成します。 ●研究・人材育成環境 世界視野で医療展開できる人材を育成するため、MOUを締結している大学間での研究連携、企業における海外インターンシップ制度、産学連携に基づく実務型教員による実践的な社会実装教育を充実させます。ものづくり産業の集積地である中部圏から、社会共創医工学の実践研究の場である藤田医科大学研究センター群とともに、社会の要請に応える「世界最先端の工学技術を医療分野に展開できる人材」を育成します。 ※設置構想中の予定であり、変更となる可能性があります 詳細情報を見る

【医学部】 医学・医療の進歩と質の向上に努め、豊かな感性と教養があり、生涯にわたり国際社会や地域社会に貢献できる医師を育成するため、次のような人材を求めています。 1.高い倫理性と豊かな人間性を有する人 2.医学・医療の進歩に貢献しようとする熱意を有する人 3.医師に必要な使命感、協調性を備えた高いコミュニケーション能力を有する人 4.課題を発掘する好奇心や探究心を有する人 5,自己啓発・自己学習を継続する意欲を有する人 【看護学部】 豊かな感性と教養をもち、看護学の向上に努め、地域社会や国際社会に貢献できる看護師、保健師、助産師を育成するため、次のような人を求めています。 1.看護学を学ぶために必要な基礎学力を有する人 2.自己の能力を的確に判断し自ら学ぼうとする人 3.生命をこの上なく大切に感じることができる人 4.人に関心があり、人の可能性を信じることができる人 5.人の健康や生活に関心がある人 6.看護の力を通して社会に貢献する意欲がある人 【リハビリテーション学部】 1.本学の教育理念に共鳴し、強い意欲を持って学び、新たなことにも積極的にチャレンジする人 2.生命と自然に対する敬愛を持ち、相手の立場に立って考え、行動するための倫理観を持つ人 3.多様な人との協力を惜しまず、常に目的意識をもって努力し、継続的に自らを高めようとする人 4.リハビリテーション医療における国際レベルでの研究・発展に貢献したいという熱意をもった人 5.入学後の修学に必要な基礎学力を有している人 詳細情報を見る

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鳥取大学

鳥取県
 国立大学法人鳥取大学は昭和24年に鳥取師範学校、鳥取青年師範学校、鳥取農林専門学校、米子医科大学を前身として開設され、現在、総合大学として地域学部・医学部・工学部・農学部の4学部と、修士・博士課程の大学院、連合大学院及び共同大学院で構成されています。  鳥取大学は、前身校の時代から地域の課題を地域の人々とともに考え解決し、その過程で得られた知見を普遍化して広く国際社会に発信し、科学の発展だけでなく世界の平和や福祉にも大きく寄与してきました。その一例として、鳥取砂丘をフィールドとした砂防造林や砂丘農業の研究を挙げることができます。その研究は地域の課題を解決するだけに止まらず、その後さらに世界の乾燥地へと拡大、実践されています。こうした伝統を受け継ぎ、実践を通して知識を深め理論を身につけ、地域から国際社会まで広く社会に貢献する「知と実践の融合」を基本理念として、教育、研究及び社会貢献に取り組んでいます。  この理念の下、鳥取大学は社会の様々な分野で中核となる人材の養成を行ってきました。最近では、急速に進行する人口減少・少子高齢化に適応した社会づくりや県内産業の成長に資する人材の養成に注力し、地域の発展に寄与しております。また、学生時代の留学を強く推奨し、短期の語学留学だけでなく海外での実践的な研修プログラムも用意し、国際的視野を持つ人材の養成にも力を入れています。同時に、世界34か国、101機関と交流協定を結び、日本人学生、研究者の学術交流協定校への派遣や世界各国から多くの外国人留学生、研究者を受け入れ、国際的な共同研究と相互交流による相互理解により世界平和の実現に努め、日本社会のグローバル化にも貢献しています。  研究面では、世界有数の乾燥地研究センター、世界最大級の遺伝資源を持つ菌類きのこ遺伝資源研究センター、創薬や再生医療分野に取り組む染色体工学研究センターなどの特色ある研究施設を持ち、多くの新知見を世界に発信しています。平成27年度からは国際乾燥地研究教育機構を設立し、世界の乾燥地の問題解決に向けて全学的に取り組んでいます。また、平成29年度には地域価値創造研究教育機構を設立し、地域社会の課題解決とそれを志す実践力のある人材の育成に努めています。さらに、平成30年度には本学の研究力の一層の向上を図るとともに、研究成果を社会に還元することを目的として、研究推進機構を設置しました。  このように鳥取大学は「知と実践の融合」を基本理念に多方面にわたって精力的な活動を行い、「知と地の拠点」として地域と世界の発展に寄与しています。 詳細情報を見る

鳥取大学の一般選抜はネット出願のため紙の願書の請求受付はありません。
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島根大学

島根県
島根大学は授業を通して,  1.知の探究者として育つ  2.市民社会の形成者として育つ  3.地域社会の創造者として育つ  4.国際社会の貢献者として育つ  5.自己の開拓者として育つ の5つを定め,全学共通教育(専門分野の枠を超えて本学の学生に共通に求める基礎的な力や幅広い知識を育成するための教育)を展開しています。 国際交流・留学制度では,アジアをはじめとする諸外国との交流の推進を行っています。世界的視野から平和な国際社会の発展と社会の進歩のために奉仕する人を育成し,地域課題に立脚した特色ある国際水準の研究を展開しています。また,その成果を世界へ発信することにより「島根大学ブランド」を確立していきます。学生交流においては,交流に関する協定を締結している海外の大学(2021年11月1日現在102校)との間で,留学希望の学生を6ケ月から1年以内の期間,相互に派遣する交換留学制度により推進しています。交換留学制度以外にも授業の一環として,フレックスターム(前期の授業期間終了後の4週間をいい,インターンシップや海外留学など,自主的な学習を促進する期間)や春・夏の休業の時期にアメリカ,カナダ,韓国,中国語圏,タイ等での海外研修を実施しています。この研修は,ホームステイ,語学・文化講座の受講,現地学生との交流,海外インターンシップ等充実した内容になっています。双方向の研修制度と交換留学制度を通して,学生の国際性の向上を支援します。また,学生を「島大アンバサダ」に任命し,海外からのゲストに英語で大学紹介のプレゼンテーションやキャンパス案内を行っています。この取り組みは,本学の協定校である韓国・全北大学校の学生アンバサダ制度を参考として平成27年から始まったもので,現在18名の意欲的な学生を中心に活動が行われています。中国,韓国,インド,アフリカ諸国など世界中から訪問してくる大学関係者や学生などに対して,どのように島根大学の魅力を伝えるか教職員とともに定期的なミーティングが行われています。また,オープンキャンパスや学内での活動報告会で活動状況を広く発信したり,英語コミュニケーション能力強化のための研修会を学生で企画したりしながら,日々スキルアップをはかっています。 キャリア教育・就職支援では,学生の「未来づくり」を応援しています。各学年に応じて自身のキャリアについて考えてもらうことを目的とするキャリアガイダンス,「社会の変化に対応する能力」および「生涯にわたり学び続けるための基礎的・汎用的能力や教養」を身につけることを目的とするキャリアデザインプログラムを行っています。授業以外では,段階を踏んで就職活動の準備ができるよう,学年・時期に応じた内容で構成する就職ガイダンス,就職活動解禁直前に企業の人事担当者の協力のもと,面接やグループディスカッションを本番さながらに体験してもらい,就活力を身につける企画等を実施しています。また,大学主催の会社説明会や業界研究会,キャリアアドバイザーによる個別の就職相談等をきめ細かに行っています。  学生生活支援では,入学時から助言,指導を受けられるよう「指導教員制度」を取り入れ,学生生活上の悩みごとの相談については,指導教員だけではなく,学生相談室において相談員が個人相談に応じています。また,保健管理センターでは健康相談,心理相談等に応じています。障がい学生支援室では,専任教員・スタッフを配置し,入学前の受験相談,修学上の相談,実際の支援,学生生活を送る上での様々な悩みごとの相談,社会的スキルの指導等,障がいに起因する様々な相談に応じています。経済的に修学困難な学生については,高等教育の修学支援新制度,各種奨学金制度,授業料等奨学融資制度を整えています。また,学生表彰制度と学内資格認定があります。学生表彰は,成績,学術研究,課外活動,社会活動等,優秀な成績や業績が認められた学生を表彰する制度で,学位授与式等において,表彰状を授与されます。学内資格制度は,授業その他学内または学外における活動等において,一定の基準を満たした本学学生に対して,教育効果の高揚,就職支援ともなることを目的とする制度です。現在認定されている資格は「島根大学情報セキュリティ管理士」「島根大学環境マネジメントシステムリーダー」「島根大学地域医療推進リーダー」「島根大学障がい者支援技能士」です。授業科目等により,新たな資格が認定されることもあります。更に,学生の自主的な活動に対してインセンティブ・ポイントを付与する「ビビットポイント制度」を設けています。ボランティア活動やサークル活動等,単位が認定されるもの以外の諸活動に対して,ポイントが与えられ,ポイント数に応じて特典が受けられる大学独自の制度です。 詳細情報を見る