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モノづくり産業の集積地だからこそできる学び
公立諏訪東京理科大学は、モノづくり産業の集積地である長野県諏訪地域に立地しています。本学ではその環境を活かし、情報工学・機械工学・電気電子工学に関わる教育・研究を行っています。ロボットや電気自動車など暮らしや産業での活用をめざし、研究の具現化を視野に入れた学びや、AIやビッグデータの活用など最先端情報技術の開発・活用に加え、社会で求められる経営学の素養を身に付けた技術者の育成を特徴としています。
情報応用工学科の研究事例①
VR/MR 技術による超高齢化社会への貢献
VR/MR技術で再現した仮想空間において、動作や生理反応を詳細に記録するシステムを開発しています。現在は超高齢社会を踏まえ、健康長寿と予防医療への貢献に注力。開発した「VKC(Virtual Kitchen Challenge)」システムは、日常空間を再現したVR/MR空間で被験者の生活行動を記録し、そのデータから認知症や軽度認知障害の兆候を検出します。臨場感の高い空間は検査の緊張感を緩和し、安全かつ普段通りの行動を引き出せるため、日常生活で見逃されがちな初期症状の早期発見と治療に繋がります。本研究は海外の医療機関とも共同で実証実験を進めており、VR/MRが生む環境や体験を通じて人間をより深く理解する新たなアプローチをめざしています。
情報応用工学科の研究事例②
路面が悪い観光地でも活躍するパーソナルモビリティの開発
山岳や高原、森林などの未舗装路や傾斜がある観光地でも、高齢者が安全・安心に移動できるパーソナルモビリティの実現をめざし、運転支援技術や遠隔操作システムを開発しています。本システムは、路面状況に応じた車輪制御に加え、搭乗者が感じる不安感を把握して走行をコントロールします。自ら運転する感覚を原則としつつ、不測の事態には海外でも重要視される「遠隔介入」により安全を確保するしくみです。このほか、農作業支援ロボット開発やスポーツ戦術分析など、研究内容は多岐にわたりますが、共通するのは人間と機械が協力してタスクを達成するしくみの構築です。その根底には、人間の思考や行動を深く理解し、社会を支えようとする探究心があります。
AIで表出する課題を解決する人材育成プログラム
AI・データ解析の基礎を身に付けた専門家の育成を目標とし、2020年度から全学生を対象に「データサイエンス・AI人材リテラシー教育プログラム※1」2023年度より『データサイエンス・AI人材リテラシー教育プログラム 応用基礎レベル※2』を実施。AI技術実装の最新事例や、AI技術の活用を学ぶ全学的な取り組みであり、課題発見、問題定義、データの収集整理、データ分析、ソリューションを提案できる人材の育成をめざしています。AI技術がもたらす社会変容やビジネスの変化を考え、実社会においてデータを統計的手法で分析する知識・スキルを身に付けます。
※1 2022年度、文部科学省『数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)』に認定
※2 2024年度、文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(応用基礎レベル)」に認定












