「スペイン語」を身につけて、あなたも国際人の仲間入り!
意外と身近なスペイン語
「オラ(こんにちは)」「アミーゴ(友だち)」「グラシアス(ありがとう)」「パエリア」「アヒージョ」……これらの単語をどこかで聞いたことはありませんか? これは全部、スペイン語です。「パエリア」は日本でも有名な伝統的スペイン料理ですし、近年では、エビなどのニンニクオイル煮の「アヒージョ」も人気があります。
日本人にとっては、英語と比べて馴染みが薄いように思われがちなスペイン語ですが、街の中をよく見ると、いたるところで見つけられるはずです。20カ国を超える国で公用語として使われているスペイン語は、利用人口が5億人以上(第二外国語利用者含む)とも言われ、学ぶ価値の高い言語なのです。
日本人も学びやすい外国語
日本人にとってスペイン語は学びやすい言語だと言われます。発音に関しては、日本語の母音「ア・イ・ウ・エ・オ」に対して、スペイン語の母音は「ア・エ・イ・オ・ウ」、つまり、母音が日本語と同じなのです。そのため、ローマ字を読む感覚で音読ができます。また、文法は英語と似ているところがありますから、高校まで英語を勉強してきた日本人にとっては、取り組みやすいはずです。1、2年生で基礎を徹底的に訓練するので、中には4年間でネイティブスピーカー並みのスペイン語力を身につけて卒業する学生もいるほどです。
スペイン語でグローバルな人材に
スペイン語の使用国はスペインだけでなく、ほかにも中南米のメキシコやペルー、コスタリカ、アルゼンチン、チリなどが挙げられます。近年はスペイン語圏からアメリカへの移民も多くなりましたが、彼らは家族や仲間の絆が強く、スペイン語を使い続けるため、アメリカでのスペイン語利用者はますます増加すると見られています。また、世界遺産マチュピチュをはじめとした観光やビジネスでも中南米は注目されています。英語ができる日本人は珍しくありませんが、スペイン語ができる日本人はまだまだ希少であり、スペイン語はあなたのグローバルな活躍の強みになるはずです。
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先生情報 / 大学情報
清泉女子大学 総合文化学部 ※2025年4月開設 総合文化学科(国際文化領域) 教授 パロマ・トレナド 先生
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