VIVAイタリア! イタリアを知り、グローバルな視点を得る

VIVAイタリア! イタリアを知り、グローバルな視点を得る

芸術、文化などで世界を魅了するイタリア

イタリアといえばパスタなどのグルメ、ミラノコレクションといったファッション、フェラーリに代表されるモータースポーツ、サッカー、オペラや音楽、芸術など、さまざまなものを思い浮かべるでしょう。イタリアは世界でもっとも多くの世界遺産を有し、古代ローマ時代から続く歴史と文化を色濃く今に伝えています。
イタリアの人口は6000万人ほどですが、年間5000万人もの観光客が訪れます。世界中の人々を魅了すると同時に、他者を受け入れる文化があります。その裏付けとして、イタリア語は英語、フランス語、スペイン語に次いで世界で4番目に多く学習されています。またEUにおいて、母語としてドイツ語に次いで、英語とともに2番目に多く話されているのもイタリア語です。母音は日本語に近く、日本人が学びやすい言語でもあります。

イタリア人の人柄も魅力の一つ

イタリア人の気質も、イタリアの魅力の一つの要素です。家族愛や郷土愛にあふれ、人懐っこくサービス精神も旺盛で、今の日本人には少し懐かしさを感じるくらいです。悩んでいる人に「どうしたの? 今何が一番大事なの? あなたが楽しいのはどんなことなの?」と、人としての本質に迫る言葉を自然に発する余裕があります。人とのつながりや人生の楽しさ、幸福感を重視していて、立場や能力を受け入れる「分相応」もわきまえています。こうした気質は、イタリアの歴史と密接に関係しています。

イタリアを通じて地球規模の視野を

日本で入手しやすいアメリカやアジアの情報に、さらに、ヨーロッパの視点を加えることで地球規模のグローバルな視野を手に入れることができるでしょう。なかでもイタリアは、どんな分野からでも、栄枯盛衰を繰り返してきた文化史、歴史に入り込める奥深さがあります。国として生き延びてきた巧みな手法としたたかさを兼ね備え、政策面からも多くを学べます。イタリアについて学ぶことを通じて新しい価値観を見出し、物事の見方や視野、そして美的感性を手に入れることができるのです。

※夢ナビ講義は各講師の見解にもとづく講義内容としてご理解ください。

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先生情報 / 大学情報

静岡文化芸術大学 文化政策学部 国際文化学科 教授 武田 好 先生

静岡文化芸術大学 文化政策学部 国際文化学科 教授 武田 好 先生

興味が湧いてきたら、この学問がオススメ!

イタリア文化史学、イタリア語学

メッセージ

イタリアは、なじみ深い音楽用語をはじめ、「ファッション」「グルメ」「スポーツ」など日本人にとって身近な存在ですが、日本で専門的にイタリア語を学べる大学は多くはありません。だからこそ、イタリア語を学ぶ価値は高いとも言えるでしょう。ヨーロッパで重要な位置にあるイタリアを学ぶ意義は大きなものがあります。また、日本人に馴染みやすいイタリア語を学べば、フランス語やスペイン語などの習得もスムーズになります。世界中の人々を魅了してやまないイタリアを知り、今までにない価値観を発見してみませんか。

先生への質問

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  • 先輩たちはどんな仕事に携わっているの?

静岡文化芸術大学に関心を持ったあなたは

静岡文化芸術大学は、文化政策学部、デザイン学部からなる大学です。「文化」と「デザイン」の融合が新しい価値の創造を可能にするという理念のもと、時代の要請に応えられる創造性と実践力を持った人材を育成します。社会に貢献できる人材の育成を目標に各領域を段階的に学び、多方面から物事にアプローチできる力を養う教育を目指しています。
キャンパスは静岡県浜松市の中心市街地に位置します。多彩な産業を擁する地域特性を活かし、企業や公共機関での実習を積極的に取り入れ、学内だけでは得られない貴重な経験を生み出します。