グローバル社会でキャリアを切り拓いていく力を身につける、全学部横断グローバル人材育成プログラム「Bunkyo GCI (Bunkyo Global Career Institute)」。多くの大学では、学部や学科でグローバルコースを設置しているのに対して、本学では4学部の学生が一緒にGCIの授業を受ける学部横断型のスタイルを取っています。
全学部の志願者からGCI生として選抜された学生(80名程度)は、それぞれの学部で専門性を高めながら、同時にGCI科目を履修し、グローバル英語をベースとしたコミュニケーション能力・発信力を身につけていきます。単に英語力を修得することが最終目標ではなく、身につけた英語をツールとして使いこなしながら、各自の専門性を活かしてグローバルに活躍できる力を養います。
GCIでは今、経済的にも大きな成長を見せるユーラシア地域に着目。1年次ではマレーシア、タイ、中国の3カ国に分かれて、4週間の「語学・異文化理解留学」を実施します。あえて英語圏でない国で学ぶことで「グローバル英語」を理解するとともに、現地の日系企業や団体を訪問し、グローバル社会で生きるとはどういうことかを肌で感じます。
2年次からは「グローバル・インターンシップ」がスタート。インドネシアやカンボジアなどに進出している日本企業の海外現地法人で仕事を体験する機会を用意しています。文化背景の異なる多様な人と共に仕事を進めていく経験を通して、語学力や異文化間理解を発展的に伸ばし、グローバルキャリアへの大きな一歩を踏み出していきます。
3・4年次には、各学部で専門分野の強みを高めながら、事業を海外展開する手法やグローバルビジネスにおける交渉力や合意形成力といった、より実践的なスキルを身につけていきます。学んだことを活かし、国内外のグローバルビジネスの最前線で活躍する職業人として羽ばたいてください。
世界には英語の非ネイティブスピーカーが10億人以上存在し、各国の文化が反映された多彩な英語が飛び交っています。今、国際人に求められるのは、各国の違いを認め、それぞれの文化や伝統を互いにアイデンティティーを持って発信し合える「グローバル英語」の姿勢です。
本学では、非英語圏出身の講師のもと、各国の多様な英語と異文化間理解を深めながら、グローバルな素養も身につけていきます。
また、グローバル英語の共通項である「P l a i n English」(相手への伝わりやすさを考慮した明確で簡潔な表現の英語)を身につけ、世界中どこででも自分らしい英語で堂々とコミュニケーションできる力を養います。