
大胆な発想力や応用力を持ったデータサイエンティストへ
データサイエンスには、データから課題を見つけ出す大胆な発想力と、データを用いて社会課題を解決する応用力が求められます。立正大学データサイエンス学部では、データサイエンスの各分野に精通した教授陣による講義、データ収集や分析の実習、データサイエンスの実務を体験するインターンシップやフィールドワークなど、多様な学びを提供します。また、こうした学びを加速するため、本学部では広大な熊谷キャンパスに様々な設備を整えています。代表的な設備として、統計やGISなどの各種ソフトウェアがインストールされたコンピュータ教室や共同研究室、公的データにアクセスできるオンサイト施設、スポーツデータを取得するための測定機器や施設、高性能な産業用ドローンの飛行が可能な屋内外の施設などがあげられます。最先端の設備やデータを活用することで、データサイエンスの基礎から応用までを実践的に学ぶことができ、実務(将来)へとつなげることができます。

データサイエンスの基盤と多様な利活用が学べるカリキュラム
1年次には教養的科目と専門基礎科目群の必修科目を中心に学び、データサイエンスの基礎を固めます。高校と大学の橋渡しとして各分野の入門科目を配置し、大学での学びを円滑に始められるようにサポートします。2年次以降は、AI・機械学習・プログラミングの応用を扱う『データサイエンス基礎・発展科目』と、「ビジネス」「観光」「地理情報システム」「気象」「スポーツ」におけるデータサイエンスの利活用を学ぶ『価値創造基礎・発展科目』に分かれ、一部の必修科目を除いて自分の興味や進路に応じて科目を履修します。最終的にはゼミナールでの卒業研究・卒業論文に取り組み、学修の集大成として成果をまとめます。このように、様々な興味関心を持った学生に開かれたカリキュラムは文部科学省の「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(応用基礎レベル)」にも認定されています。
充実した学びのフォローアップ
データサイエンス学部では、入学前教育や数学補習講座などによる学修支援のほか、ルーム制度による就学面や生活面での支援も行っています。また、意欲のある学生が様々な資格取得に挑戦できるよう、カリキュラムも整備しています。例えば、指定された科目を履修することで、高等学校「情報」や中高「数学」(申請中)の教員免許、ドローンの国家資格である二等無人航空機操縦士、社会調査士、GIS学術士など、幅広い資格の取得をめざすことができます。