公立
川崎市立看護大学(仮称)
※2022年4月開学予定
(設置認可申請中)
ここにしかない
看護の学びの実現
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これからの看護専門職に必要な人材を育成
看護師と言われた時に、皆さんはどんな姿を想像するでしょうか。おそらく多くの人が病院で白衣を着て活躍する看護師を想像するのではないでしょうか。もちろん間違いではないですし、病院で活躍する看護師はこれからも求められるでしょう。でも、看護師の求められている場所は病院だけでは無く、どんどん広がってきています。「少子・超高齢社会」と言われる時代を生きていく中で社会に変化が起きています。高齢者の数が多くなっている社会では、病気になったりする方がこれまでより増えることは容易に想像できると思います。では、その人達を全員病院で受け入れることはできるのでしょうか。それは難しいと思いますし、病院の数をこれ以上増やしていくことも現実的ではありません。では、どうしたらいいのでしょう。答えは地域(その人達の家)で療養できるようにすることではないでしょうか。病気等、支援が必要になったりしても病院だけに頼るのではなく地域で生活していけるようにする取り組み(地域包括ケアシステムの構築)が進められています。このような中で看護師の活躍の場は病院だけでなく地域に出て子どもから高齢者までを支援する方向に大きく広がっています。本学ではこれからの時代に求められる看護師を育成するために様々なカリキュラムを準備しました。
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実践的な力が身につく「古くて新しい大学」
本学は、古くて新しい大学と言えます。1964年に高等看護学院として生まれ、1995年に短大となり約60年の看護教育の歴史を持ちます。そんな本学で学ぶ最大の魅力は、川崎市全域が学びのフィールドであること。川崎市立病院を中心に100以上の施設での実習が可能です。川崎市では「全ての地域住民」を対象とし、「誰もが住み慣れた地域や自らが望む場で安心して暮らし続けることができる地域の実現」に向け、地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)の構築を目指しています。新設大学でありながら、先輩たちも多く働く市内の医療機関で、将来の自分をイメージしながら、看護の実践力を身につけることができます。加えて、チームでより良いケアを提供する「多職種連携」など、興味があり深めたい分野や専門性の高い現場などについて、選択実習で「プラスアルファ」を学べます。
看護師の活躍の場は、病院はもちろんのこと、保育園や幼稚園、高齢者、障害者のための施設や、訪問介護ステーション、介護・福祉との複合施設、行政の保健師など、広がり続けています。本学が目指しているのは「時代の変化に対応し、どんなところでも活躍できる、実践のための自己学習力を持った“求められる”看護師・保健師」を育てること。そのために、学生一人ひとりの将来の夢の実現のために、全力でサポートする体制を創りあげてきました。
2022年に4年制看護大学として生まれ変わる本学を、あなたが訪れてくれることを心待ちにしています。