本学は、A(I 人工知能)の知見でビッグデータを活用し、社会の発展に貢献できる人材の輩出をめざして2019年4月に私立大学初の「データサイエンス学部」を開設。データサイエンス、人工知能(AI)、データマイニングに関する知識とスキルを身に付け、さまざまな社会的場面で収集される膨大なデータを分析し、新たなビジネスを創出する次世代データサイエンティストを育成します。文系理系の枠組みにとらわれない、幅広いさまざまな学生が集い、ともに学びます。
新校舎5号館の6階にはデータサイエンス学部生専用の研究室スペースを設置。大小講義室のほか、グループワークができるアクティブラーニング教室や、セミナールームなど、教育活動と研究活動を充実させるアイデアがふんだんに取り入れられています。
武蔵野大学のデータサイエンス学部は、知識修得だけの座学を行うのではなく、実社会における重要な課題(イシュー)の発見と実際の解決策(ソリューション)の提案により実社会に貢献していくような、イシュー志向・解決型データサイエンスを実現する実践的な学びを展開します。学生は、1年次後半から卒業まで行われる「未来創造プロジェクト(PJ)」を通じて、研究グループ・企業との共同研究や官公庁との委託研究に携わるなど、実課題の解決に向けた実践的な学修を行います。なかには、院生や研究者が多く参加する国際会議の場で、学部2年生という早さで本プロジェクトの研究成果を英語で発表し、Best PaperAwardを受賞という快挙を達成した学生も複数名います。
武蔵野大学のデータサイエンス学部は、AIを使った新たなサービスを提供するようなIT業界にとどまらず、製造業、金融業、運輸業、医療、環境などあらゆる産業分野で活躍できるデータサイエンス分野の人材を輩出することを目指しています。2022年3月に早期卒業制度※で一早く社会に巣立ったデータサイエンス学部の卒業生は、世界最大級の総合コンサルティング企業に就職が決まりました。
※1期生の正規卒業は2023年3月になります。