社会のあらゆるシーンで、グローバル化とデジタル化が加速する今。関西外国語大学では、2023年4月、外国語学部に英語・デジタルコミュニケーション学科(仮称)を開設します。高度な英語力に加え、実社会で求められるデジタルスキルを身に付け、言語や文化、価値観の異なる人たちとコミュニケーションをとりながら多様な社会課題を解決できる人材を育てます。「高度な英語運用能力と国際的視野」「英語とデジタルを活用したコミュニケーション力」「デジタル社会に対応する力」「データやデジタル環境を楽しみ使いこなす力」の4つを身に付けます。
グローバル社会で求められる、実践的な「英語運用能力」を身に付けるため、少人数の習熟度別クラスできめ細かな英語教育を展開します。英語の4技能(聞く・話す・読む・書く)とともに、「思考力」「表現力」「リサーチ力」を高める科目も用意しています。また、かつては一部の産業界や専門家だけが活用していたデジタル技術も、今やすべてのビジネスに浸透してきました。そこで本学科では、グローバルな視点からデジタルを教養として学び、デジタルアート、プログラミングなどの自己表現にも挑戦し、AI・データサイエンスの基礎までを楽しみながら学びます。
また、メタバース空間での体験学習を実現する施設「Hello,world」(仮称)も新設します。壁面大型ビジョン、ヘッドマウントVR、フルボディ3Dスキャナーなどを活用し、世界中の人々とのメタバースミーティングやゲスト講演など、仮想世界での新しい学びを体験。リアルとバーチャルの境界を超越する、次代のコミュニケーションのかたちがここから生まれます。
このほか、現代国際政治史や経営学概論、マーケティングなど幅広い分野を学修し教養を深めるとともに、英語圏をはじめとする諸外国・諸地域の歴史や文化についても学ぶことができます。留学により、さらに興味のある専門分野を探究することも可能です。
リベラルアーツ=教養科目の授業を、留学先大学の学士課程で現地学生とともに英語で学修し、本学で学んだ知識を海外の大学で深めるのが「リベラルアーツ留学」です。履修できる科目は、ビジネスや国際関係論、社会学などさまざま。ICTの基礎科目を履修することもできます。
海外の大学で「英語で」深めた知識は、必ず卒業後の進路で役立ちます。留学先大学の授業に対応していくためには、しっかりと留学準備をすることが不可欠。サポートするためのプログラムも用意していますので、入学時から準備を進めることができます。次代のコミュニケーションを学べる環境が整っています。