未来社会を創造する
デジタルのエキスパートへ
情報工学部 2024年4月新設
富山県立大学では、デジタル化が急速に進展する中で、ビッグデータを収集・分析して、地域やビジネスの課題解決策を導き出すデータサイエンス人材の需要が高まっていることを受け、データサイエンスの専門教育等を行う情報工学部を2024年4月に新設します。
情報工学部には、新たにデータサイエンス学科を設けるとともに、現在の工学部から、情報システム工学科と知能ロボット工学科を再編します。下記6つの教育の特色からなる、情報工学やデータサイエンスに関する専門教育、きめ細かな少人数教育などにより、学生の皆さんの「学び」を積極的に支援し、将来、様々な分野で活躍できるデジタルのエキスパートの育成に向けたカリキュラムを整備しています。また、情報工学部は工学部がある射水キャンパスに設置し、今後、新校舎の建設も予定しています。
【情報工学部の教育の特色】
1.データサイエンスの専門教育
2.少人数によるゆきとどいた教育
3.デザイン思考による課題発見解決力
4.企業の技術者との連携授業
5.人間性豊かな技術者の育成につながるカリキュラム編成
6.学生の自立を促すキャリア教育
データサイエンス学科
データサイエンスは、社会にあふれる多様かつ膨大なデータを分析・解析し、新たな「価値」を見出す学問です。データサイエンス学科では、統計学にもとづいて大量のデータを読み解き、他者に説明する数理能力とコンピュータやプログラミングを用いてデータを収集・整理・処理するための技術力を兼ね備えた人材を育成します。さらにチームで協働してデータから新たな価値を創造し、社会における課題を発見・解決できる高度な専門的知識をもちながら、工学マインドを兼ね備えたデータサイエンスのエキスパートを育成します。
情報システム工学科
情報システム工学科では、リアル世界とバーチャル世界から得られるデータを活用するための情報基盤技術を教育し、新しい情報システムの開発に貢献できる人材を育成します。
また、教養教育を土台として、情報工学の様々な分野に関する専門科目を通じ、高度な技術を学び専門性を高めます。さらにアクティブラーニングや少人数教育体制により、情報システム工学の体系的な知識を身に付けるとともに、創造性、主体性、協調性を養うことができます。
知能ロボット工学科
多様な工学分野の融合領域を扱う知能ロボット工学科では、機械・電子・情報工学にデータサイエンスの技術を組み合わせ、広い視野を持ち革新的な科学技術を創造できる人材を育成し、人々の生活に寄りそった未来の知能ロボット創生につながる研究を行っています。