「恥ずかしがりの壁」をどう乗り超える?
「恥ずかしがりの壁」を取り払おう
高校生のあなたは英語を長く習っていることになりますね。あなたの頭の中には多くの素晴らしい英語がつまっています。長く接した英語の単語や文が記憶されているからです。しかしながら、あなたはまだそれをコミュニケーションのために使う機会がないままかもしれません。あるいはあなたは英語を使うのが恥ずかしいのかもしれません。すなわちあなたは自分の周りに「恥ずかしがりの壁」を築いていると言えます。英語を流暢に話すためには、その壁を取り払う必要があります。
「恥ずかしがりの壁」の取り払い方法は?
例えば5W/1Hのテクニークを習いそれを使うなど、話をスムーズに進めるいろいろな戦略を学ぶことで壁を取り払います。また、自然な言い回しや発音をよくする方法を学ぶことによって英会話能力を高めることができます。恥ずかしがりの壁をうち破れるようになると英語を話すことが楽しく面白くなります。すると、あなたはすぐに英語でネイティブの話者と英会話ができ、しかも多くのいろいろな話題について自分の意見が言えるようになります。
英語を学ぶことの楽しさと大切さ
近年、翻訳ソフトが開発されており、手軽で便利なのでよく使われています。そして精度も高まっています。しかし、翻訳ソフトには限界があります。細かいニュアンスまでは訳せないのです。それは言語の持つ文化まではソフトは理解することができないからです。本当の意味で言語を理解するにはその言語の持つ文化を生身の人間として理解することが重要です。そして文化がわかれば学ぶのが楽しくなります。また、外国人との会話も、話し方が自然でわかりやすく、話題がつながって初めてお互いを理解することができます。特に使用する人が多い英語は、グローバル社会の中で外交、貿易などでもとても役立つ言語です。今後も英語学習の必要性は今まで以上に高まっていくでしょう。
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愛知学院大学 文学部 グローバル英語学科 准教授 グレゴリー・ロウ 先生
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