君の投稿をバズらせよう!チャンスあふれるSNS

君の投稿をバズらせよう!チャンスあふれるSNS

拡散する可能性が高まっている

SNSは、不特定多数の人に向けて情報を発信できるメディアです。最近、バズっているSNSは、誰の投稿であれ、平等に一定の回数再生される仕組みがあります。人の目にふれる確率が高く、「いいね!」と共感してもらえれば大きな話題を生むチャンスがあります。プロが作るような完成度がなくても、これまでの経験やセンスを生かすことで、人の関心を引き、拡散する可能性が高まっています。

データ解析で効果を上げる

SNS上での人と人とのつながりや、人の行動などは、SNSで蓄積されたデータを解析することで可視化できます。データサイエンスの分野で進んでいるのが、SNS上のユーザの反応を検証することができる「インサイト」といった分析ツールです。反応を分析すると、例えば自信があった内容なのに反応が鈍い、またはターゲットでない人から好意的なリアクションがあった、などの結果が表れます。それを次の投稿にフィードバックするサイクルを繰り返すことで、投稿の効果を高めるヒントが得られます。
投稿でユーザーの関心を引くには、魅力的で役立つ内容であることが大切です。このルールを守っても、どのような投稿が共感を呼ぶか、解は一つではありません。データ分析は、その解を探るのに役立ちます。

リアルタイムで反応を分析できる時代へ

マーケティングの分野においても、商品やサービスの情報を拡散できるSNSの活用が一般的になりました。単に情報を発信するのではなく、効果的な手法も研究されています。その一つが、影響力のあるインフルエンサー(SNS上で影響力のある人)を突き止め、その人に向けて情報を届けていく方法です。この手法にも、人の購買行動など見えないものを見える化するデータ分析が不可欠です。
今後は、分析速度の高速化がさらに進むと期待されています。SNS投稿で言えば、投稿ボタンを押すと、リアルタイムでコンピュータ上に分析結果のグラフが表示されるというイメージです。SNS活用の効果検証も、大きく進展すると考えられます。

※夢ナビ講義は各講師の見解にもとづく講義内容としてご理解ください。

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先生情報 / 大学情報

静岡産業大学 経営学部  教授 永田 奈央美 先生

静岡産業大学 経営学部 教授 永田 奈央美 先生

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情報学、経営情報学

先生が目指すSDGs

メッセージ

SNSへの投稿を検証する研究は、SNSを活用したマーケティングの学びの一環として行っています。研究は学生と一緒に実践的に取り組んでおり、実際にある地場産品の魅力訴求を目的にした動画などを作って、運用しています。その中で、私が突拍子もない発想だと感じるような学生の投稿が、意外にも大きな共感をよく得ているのです。若い発想の可能性と、まず投稿してみることの大切さを実感しています。SNSに興味があるなら、データサイエンス領域の学びが充実している本学部で一緒に学んでみませんか。

静岡産業大学に関心を持ったあなたは

静岡産業大学が目指すのは、ビジネスの世界で自ら考え、自ら行動し、成果をあげる力を身につける「ビジネス教育」。静岡全域をフィールドにした「アクティブラーニング」を行うなど社会で起きている課題解決策を探る「実学教育」に力を入れています。企業、団体、行政機関と連携した「寄付講座」ではビジネスの最前線で働くプロフェッショナルから仕事の内容や職場の課題について学ぶことができ、社会に出たあと即戦力として活躍できるように資格取得制度も充実しています。