eスポーツのビジネスとしての可能性を探る

eスポーツで社会課題を解決
現在、eスポーツは単なる「ゲーム対戦」の枠を超え、巨大な産業、文化に進化しています。最近は社会課題を解決するインフラ的なツールにもなり始めていて、医療や介護、教育、地域活性化などの場面で取り入れられています。そこでいま研究されているのが、eスポーツをプロによる競技大会以外でもビジネスとして発展させられるかということです。今はまだeスポーツ=ゲームのプロが対戦する競技ととらえられがちです。eスポーツを、社会課題を解決していくような広がりのあるジャンルにするためには、プロ以外に裾野を広げたビジネスを展開していかなくてはなりません。ビジネスにすることでeスポーツは社会に浸透し、豊かでインクルーシブな社会を形成することにつながると考えられます。
自己肯定感アップ、認知症予防
eスポーツは、その場からほとんど動かないのに、運動したのと同じくらい心拍数が上昇して汗もかき、元気になる効果があります。また脳を激しく使うので、高齢者には認知症の予防にもなります。若い人と交流しながらプレイを覚えることで心が豊かになり、自分が操作したキャラクターで何かを成し遂げることで自己肯定感を得られるのです。
多様な業界でビジネスの芽
今はまだeスポーツに関するビジネスはほぼ競技大会関連に限られています。eスポーツ活用の場として研究されている分野は、主にイベント興行、医療・介護、教育・人材育成、地域資源、テクノロジー、関連ビジネスです。特にイベント興行が活発で、最近は高齢者向けのイベントが多く開催されています。また、小学校にeスポーツの授業が取り入れられたり、地域の祭りでeスポーツ大会が実施されたりもしています。
今後はさまざまな業界・分野でeスポーツに関連した職種が生まれていくでしょう。あるいはeスポーツを学ぶことで、自らeスポーツを使った新たなビジネスを生み出せるかもしれません。そうなればeスポーツで日本の国力を上げる未来も見えてくるはずです。
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福岡大学 商学部 経営学科 教授 中島 賢一 先生
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