人的ネットワークを活性化! 商店街のプラットフォームをつくる

人のつながりが生む力
あなたの中学時代の友達と高校の友達は本来なら接点はありませんが、あなたを介して知り合い、仲良くなることがあります。このような、人と人との結びつきや、そこから生まれる信頼関係の広がりを「人的ネットワーク」といいます。
このネットワークの力をより大きくするのが、プラットフォームです。インターネットの世界では、大手ショッピングサイトがこれにあたります。本来はつながりのない世界中の販売者と消費者が、このプラットフォームによってつながり、売買を効率化できるのです。
商店街の現状は?
人的ネットワークを活性化させることは、リアルの商店街においても重要です。商店街に足を運ぶ人が増えれば、街への愛着が強まり、地元での取引が増加します。さらにそこに信頼関係が築かれ、地域の中でよりお金が回り出すという良い循環が生まれます。
しかし多くの商店街は、ショッピングモールなどの台頭によって、苦戦を強いられています。商店街から人の足が遠のくと、店と住民との取引が減り、関係性も薄れます。大企業などにプロモーションや集客を依頼すると、その費用は東京や海外といった地域外に流出し、地元には還元されないという悪循環に陥ります。
大学と商店街がともに仕掛けるまちづくり
商店街での人的ネットワークを活性化させるべく、ある商店街では、学生が空き店舗をリノベーションし、まちづくりの拠点を開設しました。学生や教員、商店街の店主だけでなく、地元企業や行政の人たちまでが集まって、イベントの企画などを話し合うリアルなプラットフォームです。例えば学生と商店街がマルシェイベントを一緒に企画・運営することで、商店街に人を呼ぶことができます。こうしたイベントで、再び商店街に来てもらうきっかけをつくっているのです。このような実践の積み重ねと成果の検証により、全国の過疎化に悩む地域に展開できる、活性化のモデルが生まれることが期待されます。
参考資料
※夢ナビ講義は各講師の見解にもとづく講義内容としてご理解ください。
※夢ナビ講義の内容に関するお問い合わせには対応しておりません。
先生情報 / 大学情報

四天王寺大学 経営学部 経営学科 企業経営専攻 准教授 阪西 洋一 先生
興味が湧いてきたら、この学問がオススメ!
地域経済学、情報経済学先生が目指すSDGs
先生への質問
- 先生の学問へのきっかけは?
![選択:[SDGsアイコン目標9]](https://telemail.jp/shingaku/requestren/img/data/SDGs-9-active.png )
![選択:[SDGsアイコン目標11]](https://telemail.jp/shingaku/requestren/img/data/SDGs-11-active.png )
![選択:[SDGsアイコン目標17]](https://telemail.jp/shingaku/requestren/img/data/SDGs-17-active.png )
