学生時代に恋愛力を身につけよう!
友だちも恋人もできない大学生が増えている!?
せっかく大学に入学しても、3~4%の学生が卒業前に辞めてしまうという現実があります。原因の一つに人間関係の問題が挙げられます。「友だちができない」「一緒に昼食を食べる人がいない」などがきっかけです。また、大学生に恋人の有無を調査したところ、男女共学校と女子校出身者の40%に恋人がいるのに対し、中高一貫の男子校出身者は9%しかいないという結果が出ました。思春期に異性が身近にいなかったため、苦手意識を持ってしまっているのでしょう。さらに恋人がいても「これ以上好きになると傷つくのが怖いから」と別れてしまうケースもあります。人間関係に傷つきやすい若い人が増えているのです。友だちや恋人を作るのも難しい時代なのでしょうか。
恋愛力、結婚力を高める「婚育」に注目
結婚相手を探す婚活がブームですが、日本初の婚活予備校で結婚能力を高める「婚育」が行われています。初対面の相手に好印象を植え付け、恋愛の射程範囲内に入るには、相手に好意を伝え良い第一印象を抱いてもらうことが大事です。その人が恋愛の対象になるか否かは、最初の20秒で決まると言われています。まずは対象内に入り、そこから恋愛関係を深められるかどうかを見極めていけばいいのです。そこで相手の服装や雰囲気などをよく観察し、言葉で伝えるコミュニケーション能力を磨くのです。コミュニケーション能力は人間関係をつくる力です。恋愛や結婚だけでなく、就職活動や仕事にも役に立つでしょう。
本気で生き、本気で傷つけ!
心理学を学びカウンセラーをめざす人は、「本気で生きる」ことが大事だとされています。本気で勉強し、恋愛し、サークル活動もするのです。そのなかでは傷つくこともあるでしょう。しかし、真剣に生きておらず人生の苦しみを知らない人は、他人の悩みや苦しみに寄り添うことができないのです。
恋愛や結婚においても同じです。傷つくことを回避せず、傷ついた先に本当の何かがあると信じてぶつかっていけば、精神的な成長につながることでしょう。
※夢ナビ講義は各講師の見解にもとづく講義内容としてご理解ください。
※夢ナビ講義の内容に関するお問い合わせには対応しておりません。