実践的な英語を学び、人間的にも成長しよう!
グローバル時代に求められる英語力とは
グローバル化が進む現代社会において、英語は重要なツールになっています。将来、英語力を生かした職業につきたいという人も多いと思います。日本では英語ができるのは特別な能力のようなイメージがありますが、海外では英語は、使えて当たり前のスキルです。ですから、単に英語を話せるだけでは、仕事に結びつけることは難しいでしょう。例えば翻訳家の場合、医学の書物なら医学用語など、翻訳の対象に関する専門知識が求められます。つまり、英語を使って仕事をしたいのなら、基本的な英語に加えて専門的な知識を身につけることが必要なのです。
留学は英語習得だけではなく、人間性を磨き上げる
将来に役立つ英語を学ぶ上で非常に有効と言えるのが、留学です。どれだけ日本で英語を学んでいても、英語圏の国で暮らしてみないとわからないことはたくさんあります。例えば、日本語で「真面目」と直訳されるseriousが、英語では、「(ちょっと)つまらない」という意味合いになるように、同じ言葉でも国や地域、場面などによって意味が変わります。英語を通じて異なる文化の人々の考え方や発想などを実際に肌で感じながら自己表現することで、英語力がつくだけでなく、柔軟な考え方ができるようになるでしょう。人間的に幅が広がり、成長することができるのです。
普段から体を使って英語に親しもう
英語が好き、興味があるという人は、普段の生活から英語に触れることをお勧めします。日本の日常生活の中でも外国語は雪のように降っているもので、環境さえ整えれば溶けることなくどんどん積もっていきます。「スーパーで品物の名前を英語で口にする」「英語の歌を聞きながら寝る」など、口や耳を使って肉体的に身近なところから英語を覚えていくのです。英語学習は目で見て覚えることが多いですが、実は口の記憶力は目の記憶力よりもはるかに優秀です。積極的に英語に触れることで、最初は文法や意味がわからなくても、自然と理解できるようになるはずです。
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先生情報 / 大学情報
京都橘大学 国際英語学部 国際英語学科 教授 アンガス・ノーマン 先生
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