何もないところから価値を創る「価値創造」とは

価値を創造するって何?
世の中では、さまざまな企業が盛んに社会課題を解決しよう、新たな価値を生み出そうと動いています。では、モノの「価値」とは何でしょうか。どういう状態なら、「価値がある」と思ってもらえるでしょうか。そうした価値を創るには、いったい何から始めたらいいのでしょうか。
用意された答えはありません。「価値創造」は、とても曖昧な概念です。しかし、例えば人は不満を感じると、「残念、もっとこうだったらいいのに」と思いますが、それは期待ともいえます。同時に頭には、満足できる理想のイメージができあがっています。期待が満足に変われば、それがその人にとって価値あるモノになります。
「価値創造」のプロセス
満足してもらうには、現状と理想とのギャップを埋めることです。そのギャップこそが、価値創造における課題だからです。課題の背後には人々の期待があり、課題をこなして得られる結果の先には人々の満足があるといえます。価値創造とは「期待」、「課題」、「結果」、「満足」という主観と客観の4つの要素が互いに作用して生み出されます。言葉にして整理すると、「価値創造」とは何かが具体的に見えてきます。また課題が明らかになれば解決への道も見えますが、難しいのはこの課題をどうやって解決するかです。
答えのないところに答えを創る
課題解決には、一つの分野だけでなく、さまざまな分野の専門家から得られる知見や考え方を混ぜ合わせるのが近道です。社会では、異なる分野の視点を取り入れて検討する方法がすでに行われています。例えばデザイナーや芸術家の考え方を他分野に応用するため、「デザイン思考」「アート思考」といわれる思考法が知られています。
化学では、特定の物質と物質とを混ぜ合わせると反応が起こり、変化が生じます。同じように課題解決の場でも、異なる分野同士が集まることで一種の化学反応が起こります。新たなモノの見方を獲得することで、人は答えのないところに答えを創っているのです。
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