唯一の「正解」はない看護の仕事 夢がかなう可能性は無限大!

唯一の「正解」はない看護の仕事 夢がかなう可能性は無限大!

看護管理:患者さんにケアを届ける仕組みづくり

医療の現場は、答えが一つではないことがたくさんあります。そのため、患者にとって「善いケア」を届けるために、医師・看護師・薬剤師・理学療法士・栄養士などが集まって治療方針を決めるカンファレンスを開きます。それぞれの専門性が違うため、意見がぶつかることもあります。しかし、どの意見も間違いではなく、正解は一つではありません。
この価値観の相違を整理して、患者にとって最善のケア計画に導くのが看護師の役割の一つです。このような「チーム」「集団」「組織」の運営方法や「仕組みづくり」を学ぶのが「看護管理学」です。

「よい職場」ではなく「夢がかなう職場」

看護師の活躍の場は多岐にわたります。病院、療養施設、クリニック、訪問看護、企業、学校など、看護師の知識とスキルを生かせる場はたくさんあります。病院の中でも、コミュニケーションが得意な人は、患者や家族と日々向き合う病棟で力を発揮します。決められた手順を正確に守ることや機械を扱うことが得意な人には手術室や集中治療室の仕事が向いているでしょう。
いずれにしても、ケアが必要な人のために働きたいと思う人に、看護の仕事は向いています。看護師として、自分の性質に合う職場を必ず見つけられます。

「リアリティ・ショック」を克服する研究活動

学校で教わる正解と、現場で求められる正解が、必ずしも一致しないことがあります。現在、「リアリティ・ショック」と呼ばれるこの現象について、そのズレの克服をめざした研究が進められています。
その研究からは、新人看護師に重要な社会人基礎力は「ストレスコントロール」「傾聴力」「課題発見力」であることがわかりました。これらの力は、社会人になるまでもなく、高校生のうちから身につけられるものです。周囲の人からのアドバイスに耳を傾けたり、日々の学校生活、行事、部活動に前向きに取り組んだりすることで、少しずつ成長していくことが大切なのです。

※夢ナビ講義は各講師の見解にもとづく講義内容としてご理解ください。

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先生情報 / 大学情報

姫路大学 看護学部 看護学科 教授 ウイリアムソン 彰子 先生

姫路大学 看護学部 看護学科 教授 ウイリアムソン 彰子 先生

興味が湧いてきたら、この学問がオススメ!

基礎看護学、看護管理学、看護教育学

先生が目指すSDGs

メッセージ

私が行っている研究では、看護師として成長していくためには、「相手の話にじっくり耳を傾ける力」や「ストレスとうまく付き合う力」が重要であることがわかってきました。これらの能力は、医療現場だけで役立つものではありません。人と関わりチームで力を合わせるスキルは、将来どんな仕事に就いても生きてきます。家族が病気になったときや、身近な誰かをケアするときにも、その知識はきっとあなたを助けてくれるはずです。もし少しでも看護学に興味があるなら、姫路大学でその一歩を踏み出してみてください。

先生への質問

  • 先生の学問へのきっかけは?

姫路大学に関心を持ったあなたは

姫路大学では、近畿大学創立者世耕弘一先生の説かれた「教育の目的は、人に愛される人、人に信頼される人、人に尊敬される人の育成にある」を建学の精神とし、他人や自然を思いやる、いわゆる「共生の心」を備えた人材の育成を目標としています。看護学部と教育学部の2学部体制で人の“いのち”と“成長”という側面からアプローチし、総合的視野を持った専門職業人の育成に取り組んでいます。