地域の課題を、スマホアプリで解決しよう!

地域貢献にCG活用
CGを作る技術はエンターテインメントだけでなく、社会貢献にもつながります。地域の特色を伝えるスマートフォンアプリ開発もその一つです。ラピスラズリの日本初採取の地としても注目を集めている新潟県糸魚川市で、日本列島を東西に分ける「フォッサマグナ」という地層について知ってもらおうとスマートフォンアプリ開発が行われました。
市内にはフォッサマグナミュージアムもあり、観光地の一つになっていますが、博物館とフォッサマグナの断層見学地は距離が離れているため、実物を見に来る人が少ないという悩みがありました。また、現地には崖のように露出している断層と説明の看板があるだけで、フォッサマグナに関する情報が伝わりにくいのも課題でした。
地域を学ぶアプリの開発
課題を解決するアプリを作ろうとまず検討されたのは、現実の風景をカメラで読み込み、ARで解説を表示する方法です。ただし端末の機種により表示がずれやすいという難点がありました。代わりに採用されたのが、あらかじめ360度カメラで撮影した画像に解説のCGを重ね合わせるという手法です。360度カメラを使うと広範囲のパノラマ写真を撮影できます。利用者がスマホを左右に動かすと画面内の風景も動き、写真の中に入り込んで視線を動かしているような臨場感を味わえます。これにより利用者は端末内の画像と目の前の風景を見比べ、フォッサマグナとはどのようなものか、成り立ちや特徴的な地形がもたらした地域の歴史や文化を楽しく学べるようになりました。
シビックプライドの醸成にむけて
多くの自治体は、地元の人々にもあまり知られていない地域の歴史や文化などをわかりやすく紹介したいという思いを持っています。地域について知り、愛着を持つと生まれるのが、市民としての誇り「シビックプライド」です。これは地域に移住したり根付いたりしてもらうきっかけにもなります。シビックプライドの醸成のためにも、地域に埋もれている文化財を掘り下げ、アプリでわかりやすく発信する取り組みが続いています。
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先生情報 / 大学情報

湘南工科大学 情報学部 情報学科 社会情報学専攻(2027年4月設置予定) 講師 井上 道哉 先生
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情報工学、応用メディア工学先生が目指すSDGs
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